スローコアピローをできれば子供にも使いたい。
そう思う親御さんも多いのではないでしょうか。
子供用に買いたい人もいれば、親子で使いたいという人もいると思います。
先に結論をいうと、スローコアピローは小学生や中学生でも使えます。
むしろ、ゲーム機、パソコン、スマホがこれだけ普及していると、積極的に使った方がいいとさえ思います。
このページは、
- スローコアピローを子供に使うメリット
- ちょっとした注意点
などのお話です。
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すぐにでも始めた方がいい子供とは?
スローコアピローに首をのせて仰向けになり、運動をすることをスローコアエクササイズといいます。
このエクササイズは、体に負荷をかけない簡単な運動だけなので子供でも実践可能。
「猫背になっている子供」「ゲームやスマホで前かがみの姿勢が長い子供」が増えているので、むしろすぐにでも取り組んだ方がいいくらいです。
スローコアエクササイズは、以下のような子供に向いています。
- 肩や首のコリを気にしている
- 猫背気味になっている
- 受験勉強で椅子に座っている時間が長い
- スマホを使っている時間が長い
- ゲームに熱中している
- パソコンを長時間使っている
子供でも大人でもコリやストレートネックになる原因は同じで、悪い姿勢を続けた結果です。
体では姿勢を支える筋肉が硬くなり、首の形も正しいものではなくなってしまいます。
だから、スローコアエクササイズのように、首や肩の周りの筋肉を緩め、正しい首の形に導く方法はとても有効です。
エクササイズには
- ベーシック
- トレーニング
の2種類があります。
ベーシックは本当に簡単な運動だけなので、すぐに覚えられるはず。
トレーニングは姿勢を維持するための筋肉を鍛えるものなので、疲れるかもしれません。
嫌々させると続かないので、トレーニングは後回しにしてでもベーシックだけは毎日取り組むように見てあげてください。
子供に使う5つのメリット
1.スマホやテレビゲームで硬くなった筋肉を緩めることができる
子供のうちからパソコンやスマホ、ゲームに触れる機会が増えました。
それは大人になってからも減ることはなく、むしろ増えるばかりです。
つまりコリが出たり、ストレートネックになる危険性は大人よりも高くなっています。
そこで大事なのが、筋肉をほぐす習慣。
子供のうちからこの習慣を身に着けておけば、大人になってから困ることも減るでしょう。
2.血流が良くなり集中力が上がる
コリやストレートネックは、筋肉が硬くなっている状態なので、血管を圧迫し血流を悪くしています。
すると脳に十分な酸素や栄養が届けられなくなり、集中力が落ちたり、イライラしやすくなることも。
エクササイズで筋肉をほぐしてあげれば、血の流れが良くなり、集中力が元に戻り、勉強がはかどるかもしれませんよ。
3.姿勢が良くなる
スローコアエクササイズは、体の歪みを戻すためにも使える運動です。
姿勢が悪くなってしまった子供は、普段から体に歪みを生じています。
大人になってから姿勢を正そうとしてもかなりの努力がいるので、子供のうちに姿勢に気を使ってあげましょう。
4.成長を妨げない
成長過程で姿勢が悪いと子供の身長は伸びにくくなります。
背が低いこと自体は悪いことではありませんが、平均身長が高くなってきている現代では気にする子供も少なくありません。
いい姿勢を保つことは、身長を伸ばす1つの要素。
成長を妨げる悪い姿勢は、早めに矯正するようにしてあげてください。
5.視力低下の予防
視力低下の原因の1つとして肩こりがあり、肩がこると体は前のめりになります。
前のめりになると、パソコンやスマホ、テレビ、読書などをする時に、目が近くなり過ぎ、近視になりやすくなるかもしれません。
エクササイズはこった筋肉をほぐすことも得意です。
注意するのはここ
スローコアエクササイズを子供が実践する時に注意しておいてほしい点があります。
それは適当にしてしまうかもしれないことです。
高校生ぐらいになると、真剣にやってくれる子も多いでしょうが、小学生くらいだとスローコアのようなゆっくりとした動きを継続するのは難しいかもしれません。
1日15分だけ子供のエクササイズに付き合ってあげて下さい。
子供のコリが増えている理由
現代の子供は昔と比べ、肩こりになりやすくなっています。
実際に小学生のうちからコリを感じる子が多くなりました。
細かい理由はたくさんありますが、
- ゲームやスマホでうつむいている時間が長い
- 受験勉強や塾で椅子に座っている時間が長い
- 運動量の減少
- ストレスを抱える子供の増加
- 子供と一緒に過ごす時間が減っている
こういったところが特に気になります。
これをさらにまとめると4つに絞り込めます。
- 姿勢が悪い
- 使う筋肉が偏っている
- 自律神経の乱れ
- 子供を注意してあげる時間の減少
1.姿勢が悪い
ノートパソコンやスマホは基本的に顔を下げて操作します。
体重の約10~12%ほどの重さがある頭が前に傾くことになります。
それを支えるのは首の骨ですが、頭が前に傾いている時は首の骨だけでは支えきれません。
首の筋肉、肩の筋肉を使います。
その結果、筋肉が緊張し悪い姿勢が根付いてしまうことになります。
2.使う筋肉が偏っている
本来、大人も子供も全身を動かすことで体の筋肉のバランスを保ったり、一部分だけに負担がかからないようになっています。
ですが、スマホやパソコン、机に座っている時間が長くなるとどうなるでしょうか。
使う筋肉がごく一部に限られているので、一部に過剰な負担がかかってしまい、コリを誘発してしまいます。
3.自律神経の乱れ
コリを感じている時点で、肩や首の筋肉はすでに緊張で硬くなっています。
硬くなった筋肉は神経を圧迫、首を通る自律神経がダメージを受けることに。
自律神経の乱れは原因を見つけるのが難しく、理由が分からない辛い症状(不定愁訴)に悩まされることになるかもしれません。
4.子供と一緒に過ごす時間の減少
夫婦共働きや残業、休日出勤で子どもと一緒に過ごす時間が減っています。
昔は姿勢の悪さや寝る時間を親が注意してあげれましたが、現代はその機会が減ってしまいました。
悪い姿勢を正す機会が減り、生活サイクルが乱れる子どもが増えています。
もしお子様の姿勢に乱れを感じたら、まず前かがみになりやすい動作を減らせるよう見てあげてくださいね。
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