
ストレートネックや慢性的なコリに評判のスローコアピロー。オリンピック日本代表が監修し、大学教授や体の専門家も評価しています。もともとアスリートのボディメンテナンスに使われていた方法を、私たち一般人でも自宅で実践できるように開発し直されたのが現在のスローコアです。
私は2014年に購入し、最初は肩と首のコリ、それに伴う頭痛の改善に使っていました。現在は調子が悪い時だけスローコアを実践しています。
長年使っていると、「最初に続けて良かった」と思う一方で、「こういう人には効果は出なさそう」とふと感じることもあります。
そんな私の感想とネットに出ていた口コミから、スローコアで効果が出ないタイプの人をまとめてみました。効果が出ない人に当てはまらなければ、ぜひスローコアを試してみてください。体の奥からスッキリしていく自分を感じることができますよ。
スローコアピローで効果が出ないのはこんな人
このような人はスローコアピローを買っても効果がありません。
- スローコアピローだけを買おうとしている
- 寝具用の枕として使っている
- テキストに載っているエクササイズを見ない
- 痛みを我慢しながらエクササイズをしてしまう
- 仰向けになれない
- エクササイズ用のスペースがない
一つずつ簡単に解説します。
スローコアピローだけを買ってしまう人(中古品)

某サイトで使用済みで買いました。あとで分かったのですが、枕だけでは何もできません。運動の仕方が載っている冊子がいるそうです。私の不注意ですが、出品した人も知っているはずなので一言書いておいてほしかった。使えない枕に9000円も出してしまいました。
「スローコアフルパックEXとスローコアピローの違い」の記事でも解説していますが、スローコアピローだけを買ってもまったく役に立ちません。付属のテキストがないとスローコアピローの使い方が分からないからです。
逆にテキストだけを持っていても効果は出ません。スローコアピローは特殊形状の枕で普通の枕とは違うからです。
公式サイトではスローコアピロー単品の販売はしていませんが、フリマサイトやオークションサイトでは、たまに注意書きなしで販売している人がいます。テキストがいることを知っているはずなのに。
スローコアピローとテキストの両方がないと効果なしです。
寝る時の枕だと思っている

この枕で寝たら首の痛みが悪化した。硬いし小さい。寝返りもしにくい。できれば返品したい。
寝具として使う枕と勘違いしている方もみえるようで、使い方を見る前に寝てしまうとこのようなことになります。
スローコアピローは脊椎を牽引するための枕なので、乗せるのは頭ではなく首です。首を正常な形になるよう牽引しながら、邪魔をしている硬い筋肉(コリ)をほぐします。
寝る時の枕ではないのでご注意を。
ちなみに、販売元は推奨していませんが、枕として使っている人も多いのだとか。

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頭がコロコロするし、逆に痛みが出たので私には無理でした。
テキストを見ない
テキストに載っているエクササイズとスローコアピローの2つが肝です。面倒に感じるかもしれませんが、画像が多く文字も大きめで読みやすいのでちゃんとテキストを読みましょう。

最初はテキストを見ながらなので、1回のエクササイズに20分以上かかるかもしれませんが、やることを覚えたら1回10~15分くらいでです。
エクササイズ以外に、ストレートネックになる原因、肩や首がこるメカニズムの解説ほか、情報が盛りだくさんに載っています。原因を知ることで効果が出やすいだけでなく、予防にも繋がるので出来れば読んでみてくださいね。
痛みを我慢しながらエクササイズしてしまう

本を見ながらひと通り最後までやってみたら痛みが増しました。あと気分が悪くなったので少し怖いです。
重いストレートネックや指が入らないくらい首が硬くなっていると、気分が悪くなることがあります。私も経験しました。せっかく買ったのに辛くて使うのをやめてしまう方もみえると思います。
真面目な人ほど、痛くても我慢して全エクササイズをしてしまうのかもしれません。もし、痛みを感じたり辛い時は、気持ちよく感じるエクササイズだけすればよく、参考回数を減らしてもいいそうです。

途中で痛みや違和感が続いたり増したりする場合は、その動作や姿勢はすぐにやめましょう。ただし、エクササイズの途中で痛みや違和感が徐々に消えていくようであれば問題ありません。できないエクササイズは適宜省略し、可能なエクササイズから実践して体を慣らしていきましょう。
引用:テキストVOL.1「ベーシック」より
徐々にすべてのエクササイズができるように体が変わっていくので焦らないことが大事ですね。
仰向けになれない
スローコアエクササイズは仰向けが基本。仰向けになれないと効果がないどころかエクササイズ自体を実践できません。膝を曲げれば仰向けになれるなら実践できます。

エクササイズをするスペースがない

仰向けになれるスペースが必要です。フローリングで仰向けになると背中と腰が痛くなるので、ヨガマットや100均でも売っているジョイントマットなどを敷きましょう。畳やカーペットならそのままで大丈夫です。
公式サイトによると、ベッドは体が沈むため非推奨です。ですが、我が家のマットレスは硬めで、体が沈まないため効果がありました。硬めのマットレスならベッド上でもエクササイズできます。

最後に、事故や持病で首に異常があるなら購入前に主治医に相談しましょう。
上記の内容に当てはまらなければ、効果を期待できます。
- スローコアピローだけを買おうとしている
- 寝具用の枕として使っている
- テキストに載っているエクササイズを見ない
- 痛みを我慢しながらエクササイズをしてしまう
- 仰向けになれない
- エクササイズ用のスペースがない
体に合わないという理由で2,3回でやめたという口コミを見ることがありますが、それで効果が出るはずがないし、2,3回で合う合わないを判断するのは早過ぎです。気持ち良く感じる運動だけでも続けるのがポイントです。
ストレートネックになっていたり、慢性的なコリが出ている時点で、首が受けてきたダメージは大きいはず。過去の私のように毎日頭痛に悩まされるかもしれません。ダメージから回復させるためにも、ぜひ続けてみてくださいね。
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